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Movin' Jelly Live in Yokohama Jan,12 2004
弊サイトによく遊びに来てくださるユタカさんのバンド、
Movin' Jellyのライヴを横浜で観てきました!
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  会場となったサムズ・アップは、横浜駅の目と鼻の先にある駅ビルの3階にあるライヴ・バー(レストラン?) で、50人も入れば満杯という小さな箱。でも、落ち着いていてなかなかいい雰囲気!  いちばん奥のテーブルには既にMJのメンバーの方が揃っていたので、一緒に行った友人のSatokoさんと早速挨拶に向かいました。いつもうちの掲示板等で大変御世話になっているユタカさん(Lead Vo&G)ですが、実際にお会いするのはこれが初めて。初めて話すユタカさんは思った通りのとても礼儀正しい方でした。そして実物は写真で見るよりずっとカッコいい!  「今日は都合でキーボード(Space Gu-tara Man)が参加しません」 「新曲も何曲かやります。「Girls Trouble」の曲はもうかなり古いんですよ」 「今年はニュー・アルバム是非出したいですね」等々、ユタカさんから事前にいろいろな情報をゲット。勿論、CTの話題にも花が咲きました(笑)
  ユタカさんがスタンバイの為に去り、Satokoさんと飲みながらおしゃべりしていると、おっとと、いつの間にか開演時間だ。メンバーがぞろぞろとステージ(狭そう!)に登場し、ライヴがスタート。1曲めは、小気味いいギターのカッティングで始まるポップな曲…知らない。いきなり新曲です(ライヴ後に"Love You Tender"という曲名であることが判明)。でも、全然初めて聴いた気がしないキャッチーなメロディを持った素敵な曲で、ぐいぐいと演奏に引き込まれる。下手にフレットレス・ベースを操るKenji "Ken-Ken" Ohyamaさん。中央にリック先生も使っているHamerのカスタム・モデル(? 多分…)を弾きながら歌うユタカさん。上手にギター、コーラスのMasaaki Gunjiさん、そしてドラムスのJun "Pegasus" Matsuoさん。演奏は非常にタイト。メンバー全員上手いし、ユタカさんのヴォーカルも伸びやかで張りがあって、ポップでメロディアスなMJの楽曲の魅力を的確に伝えている。そしてサムズ・アップ。このライヴ・バー凄く音響がいい。 
  "Love You Tender"に続いて、これもMJお得意の60's風の軽快なメロディを持った新曲"Cell-Phone Number Please"  良いです。ニュー・アルバムが楽しみだなぁ〜と和んでいると「Fo  Fo! Fo!!」と、すっかり耳に馴染んだあの印象的なコーラス・ハーモニーから"Frozen Girl"が勢いよくスタート。ポップ且つハードな「Girls Trouble」を代表する名曲。いや〜ライヴで聴くとロックしていてより魅力的です。と、この辺で予想以上にユタカさんがリード・ギターを弾く場面が多いことに気がつく。そしてこれが時にアグレッシヴで時に繊細で、とても良い。続く、いやでもCTの同名曲を連想してしまう(笑)"Cover Girl"はMJのポップ・センスが生きた楽しい曲だ。コーラス・ハーモニーもバッチリ決まった。このバンド、本当に上手い。Satokoさんががこのギタリスト(Gunjiさん)イイ!とひとこと漏らす。ここでユタカさんの「真面目な性格丸出し(笑)」のMCが入る。あっ、かなり緊張しているみたい(笑)…。頑張れ〜。「横浜について歌った曲」という紹介で始まったのはThe Knackの"My Sharona"風のリズムに中華風(?)のメロディがのるという少々異色な曲"China Doll"  楽しくて体が自然に動く。座っているのが辛いなあ(笑)  (そう、この日のライヴは全編通してテーブルに座りながら見ていたのでした)  次は一転して静かなバラード。Beatlesの"This Boy"だ。メンバー全員Beatles大好きとあって演奏は流石のクオリティ。ユタカさんのヴォーカルもエモーショナルで美しいです。ここでユタカさんの短いギター・ソロ・タイム。おおっ、やっぱり音がリックを連想させる…などと考えていると、ユタカさんがライヴ前の私たちの会話の中で出てきた"Hot Love"のイントロを弾くサービス!  うぉーユタカさん、そのまま"Hot Love"突入しちゃってもいいですよ〜っ!(笑)  
ライヴ中盤を締めたのは再び新曲"My Birthday"  "Lookout"風の重いイントロから始まる非常にロックした曲で、CTファンならこの曲は気にいること間違いなしと直感!  それにしてもMJ、押し引きが上手い!  次の、Foundations1967年のヒット曲のカヴァー"Baby Now That I've Found You"は私勉強不足で知らなかったのですが、素晴らしいパフォーマンスで、MJのポテンシャルを思い知らされました。Gunjiさんのコーラス・ハーモニーがとても印象的でした。(翌日Foundationsのベスト・アルバムを早速購入しました)  "Movin' Jelly Twist"は"Millenniumovin' Jelly(「Girls Trouble」収録)に続くMJのテーマ・パート2といった感じでしょうか?  ユタカさんのエルヴィス・プレスリー風のヴォーカルに、各メンバーのソロ・パートもフィーチュア。いや〜楽しい。更に新曲は続きます。"Rock'n Roll Girl High School"  ユタカさんの好きな'80年代初期のCTのような、リックのギターが最もアグレッシヴだった時期を思い起こさせるすんごくロックした曲!  ユタカさんのヴォーカルも、まるでロビンのようにシャウトと歌の境目のところでアグレッシヴに響いてます。しかし、この曲順はどこまで計算のうちに入っているのだろうか。"High School"を"卒業"したら、ちょっとおしとやかに。メロディアスな"College Girls"をじっくり聴かせる。秀逸な流れです(笑)  ここでユタカさんから「次は最後の曲で…」とアナウンス。場内は当然のようにブーイング(笑)  「スティーヴ・マリオットとエルヴィス・プレスリーの霊が光臨してきます…云々」というユタカさんのMCの意味を考える間もなく、本編ラストの"Baseball Girl"がスタート。いきなり "Californa Man"のギター・イントロからユタカさんの「Goin' To A Parrrty!」ですもん(曲の中間部では"Clock Strikes Ten"のフレーズもちょびっと披露・笑)  堪りません。しかし、最も重要なのはこういった"装飾"の部分ではなくて、MJの楽曲そのもののクオリティが極めて高いということ。ライヴで初めて聴いた"Baseball Girl"は強力無比!アグレッシヴで、CDバージョンの数十倍のパワーをもってこちらに迫って来ました。曲の中盤でいきなりバンドのメンバーを残してステージを離れたユタカさん。果て…?と思っているとブルース・ハープを手に戻ってきてブルース・ハープのソロを披露。ユタカさん器用だなあ。しかし、驚くのはまだ早かった。直後に披露したユタカさんのスティーヴ・マリオットを模倣したシャウトの凄まじいこと!(本物そっくり!)  その後観客との掛け合い、ユタカさんのエルヴィス・ちっくなパフォーマンスもフィーチュアし、ロング・バージョンの"Baseball Girl"は大盛り上がりで終了。ああ、楽しかったと一息つこうとすると…ん?  観客のアンコールの声に応えてもう一曲プレイしてくれるみたい。何と、"Ain't That A Shame"だ! 嬉しい! この曲ではメンバー全員がリードVo.をとる。ユタカさんのヴォーカルはロビン・ザンダーというよりはジョン・レノン風だったけれど、曲のアレンジはCTのバージョンに近く、MJにぴったりの選曲だと思いました。エンディングは当然各メンバーがワン・フレーズずつ替わりばんこに弾くあれです(笑) 
  思ったよりもずっとハードにロックしていたMJのライヴ。最高のエンターテインメントでした。ああ、CT友達みんな連れてくるんだったー。
1.Love You Tender
2.Cell-Phone Number Please
3.Frozen Girl
4.Cover Girl
5.China Doll
6.This Boy(Beatles)
7.My Birthday
8.Baby Now That I've Found You(The Foundations)
9.Movin'Jelly Twist
10.Rock'n Roll Girl High School
11.College Girls
12.Baseball Girl
13.Ain't That A Shame
Through The Night




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