Fall Out Boy & Hey Monday
at Studio Coast February, 7 2009

-- Hey Monday set list --
Run Don't Walk
Obvious
Arizona
Josey
Candles
Shoulda Tried Harder
Set Off
How U Love Me Now
Homecoming
  新木場スタジオ・コーストで初めてライヴを見た。今日は出来たら前の方で見るつもりで、途中の駅で荷物をロッカーにしまい臨戦態勢。スタジオ・コースト。立地と外観はちょっとZepp Tokyoにちょっと似たような感じだが、中はZeppほど奥行きはなく、横長の形状。1階後ろ側の方が高くなって段差があり、ステージが見やすかったので、最初はそこからオープニング・アクトのHey Mondayを見ることにした。

  定時の18時、"Run Don't Walk"で勢いよくショウをスタートしたHey Monday。CDで聴く限りだと"ポップ"な印象が先行したが、生で広がる音は思いのほかへヴィでハード・ロック的だ。演奏力も非常にしっかりしており、"若さ"よりはロック・バンドとしての"タフさ"が伝わってきて頼もしい。バンドの顔であるヴォーカリスト・キャサディの可憐さは、CD、ビデオ・クリップ同様にステージでも映えまくっていたが、その伸びやかな歌声は予想以上の声量で、堂々としたステージ・アクションも含めとても19才とは思えない素晴らしいパフォーマンスだった。また、恐らくバンドのまとめ役なのではないか、音の厚みを増す印象的なコーラス・ワークを務めながら、バンドのボトムをキープするべーシストのマイケルの存在感も印象的だった。個人的にアルバムの中で最もインパクトが強いと思える3曲をラストに持ってきたのは意外であったが、勢いとパワーで押すライヴは全く中弛みを感じさせず、最後までとても楽しめた。キャサディがアコースティック・ギターを弾きながら歌った、唯一のバラード"Candles"でのキャサディの表現力もなかなかのものであった。今後の課題は楽曲のバリエーションだろう。

  セット・チェンジの間に1階フロアに降り、ピート・ウェンツ側中央。ピートのメイクが確認できるくらいの位置にポジションをとる。"This Ain't A Scene,
It's An Arms Race
"のテンポ・チェンジの部分、"Dance Dance"で、暴れまくるファンに挟まれ一瞬危険を感じつつも(笑)最後まで楽しく見ることができた。
  「Infinity On High」で確立した、バラエティに富んだ楽曲を意匠を凝らしたアレンジで聴かせるスタイルを更に推し進めた最新作「Folie a Deux」  FOBの進化に感嘆しつつ、同時に新曲をライヴで再現する際に、これまで通り4ピース・バンドとしてのアンサンブルと、持前の勢いを保持できるか、ということを懸念していたが、果たして2006年のサマー・ソニック以来に見たバンドは、これまでのスピード感を失うことなく、新曲を上手くフィーチュアした新たな姿をみせてくれた。音楽的には、パトリック・スタンプの才能とセンスが突出しているバンドであり、ライヴでもそれははっきり表れているのだが、今の音楽性を突き詰めていくと、ライヴでも完全にパトリック中心になってしまうのでは…という心配はバンドの成長によって覆された。ジョーのプレイもライヴを通してタイトであったが、個人的に最も大きな変化を感じたのはリーダーのピートだ。これまでは、そのルックス、ステージ・アクション、MC(トーク)と比較し、べーシストとしての存在感が希薄であったが、以前のようなアグレッシヴなアクションは控え目に、リズム・キープに集中する(べースの音量も以前より大きくなっているのではないか?)姿は、真の意味でバンドの屋台骨としての大きさを主張していた。
  本編がポップな"America's Suitehearts"で終わるという60分弱のセット・リストは、サマソニ06と比較すると勢いと爆発力に欠けており、正直なところ前の方で見た割にはサマソニほどの高揚感は得られなかったのだが、FOBが新たに得た表現は、失ったものより大きいと、この日はっきり実感したのだった。  (2/14/2009)
Hey Monday/Hold On Tight

Hey Monday
/Hold On Tight(import)(2008)

-- Fall Out Boy set list --
1.Thnks fr th mmrs
2.Thriller
3.A Little Less Sixteen Candles,
A Little More "Touch Me"
4.American Boy(Estille cover)
5.Sugar, We Are Going Down
6.This Ain't A Scene,
It's An Arms Race
7..I Don't Care
8.Beat It
9.Headfirst Slide Into Cooperstown
On A Bad Bet
10.The Take Over, The Breakes Over
11.I Slept With Someone I
Fall Out Boy And All I Got Was
This Sutupid Song Written About Me
12.Grand Theft Autumn
/Where Is Your Boy
13.America's Suitehearts
14.Dance Dance
15.Saturday

 
 Fall Out Boy/Folie a Deux

Folie a Deux(Japanese edition)
(2008)
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