The Heights
at Astro Hall Harajuku Feb, 15 2007

- Set List -

1.Brakelights
2.Night Relay
3.Bad News
4.新曲
5.新曲
6.Jamaica Beer Eyes
7.Handlebars
8.Raps And Notes
9.For Real
10.Morning Rush

Encore:
11.High As You
12.Blackberly Nights
13.Sweet Isabelle
  ライヴを観て、おぉ、CDの音をしっかり再現してる、なんて驚くことはよくあるが、帰宅してCDをはじめて聴いて、ライヴと同じだ!と"逆パターン"で驚いたのは初めてである(笑)  なんと、初めて名前を知って、曲を聴いて1日しか経っていないバンドのライヴを観に行くという荒業を敢行して参りました。何か面白いライヴないかな〜とネット・サーフィンしているとたまたま目に留まった2月15日、The Heights Live at Astro Hallの文字。バンドのMy SpaceとYou Tubeで"For Real"  "Jamaica Beer Eyes"  "Long Way Home"の3曲をチェックし、これはなかなか!とピンとくるものがあったのだ。既にイギリスではかなり話題になっているというThe Heightsは、Franz Ferdinand、Kaiser Chiefs、Junior Seniorも所属するChannelfly Groupの新レーベル"Best Before Records"からデビューした(ただ、この来日公演時点で、デビュー・フル「Toys And Kings」がリリースされていたのは日本だけ)新人バンド。メンバーはオウェイン・キンズバーグ(ギター/リード・ヴォーカル)、ピアース・マッキンタイア(リード・ギター/ヴォーカル)、クリス・カー(ベース/ヴォーカル)、ゲレイント・オーウェンの4人で、ロンドン郊外出身のピアースを除く3人は全員ウェールズ出身だ。
  当日券を発売の5時に入手し、ご飯を食べた後開演30分前の6時半に会場に入ると、恐らく500人も入ったら満杯になってしまうであろうアストロ・ホールはまだ4割も客がおらず、話題の新人とはいえ埋まるのかいな、なんて失礼なことを考えていたのだが、開演5分前には立錐の余地もないほどの満員!  しかもやたら若い女の子が多い。へぇぇ、こんな骨太なロック・サウンドなのに女性の支持の方が高いんだなぁ。そう、The Heightsの音楽性は、オウェイン・キンズバーグのしゃがれ声をフィーチュアした実にストロングでタフなロックンロールなのである。さて、ライヴであるがこのバンド、ひとことでいって巧い!  とにかく巧い! ベース・ギターの音がやや潰れ気味で明瞭に響いていなかったのが唯一残念であったが、それも微々たるマイナス点で、プレイ面では文句のつけようがなかった。 4ピースのオーソドックスなロックンロールではあるが、60〜70年代のブリティッシュ・ロッククラシック(しかし、メディア、宣伝文句に書かれているLed Zeppelin的要素は全く感じなかった)から、80年代のRomantics等に通じるニュー・ウェイブ、パブ・ロック風味も塗し、同郷のLostprophetsやStrokesを連想するソリッドでモダンなサウンドも備えた楽曲は決してシンプルではなく、2、3分の曲の中に激しく上下移動する、以外に複雑なギター・リフ/フレーズがふんだんに盛り込まれている。それを、随所に思わずクール!と叫びたくなる一瞬のブレイクを挟みながら寸分の狂いもなく決めてゆくのである。素晴らしい演奏力。この、そうとうライヴの経験を積んでいるなと思わせるアンサンブルの妙味、並みの新人ではない。歌い始めて数十秒で、私にはフィル・ライノットを思い起こさせたオウェインのヴォーカルは、やはり声域は広くなく器用とはいえないのだが、同系統のヴォーカリストと比較すると"ハリ"  "瞬発力"があり、キャッチーなメロディを力強く歌い、要所で豪快なシャウトも決め、実に痛快だった。メンバー全員かなりの実力者だが、中でも特に目を惹いたのはリード・ギタリストのピアース。こいつは凄い。良い意味でもさ〜とした、男臭いカッコよさを持つオゥエインと対照的(ギターはオウェインがテレキャスターで、ピアースがグレッチ。確か…)に、すらっとした長身、スーツ姿のピアースは洗練されたカッコよさがあり、何よりそのプレイのタイトさ、正確さに感嘆させられた。ルックスも立ち振る舞いもクールのひとこと。こりゃ女性ファン多いはずだわ。彼は次世代のギター・ヒーローになるだろうな。ショウ全体のメリハリ、山場は、今後アルバムを重ねればもっとパワー・アップしていくのだろう。日本でThe Hightsが今日と同じクラスの会場でライヴをすることはもうないはず。観ておいて良かった。楽しさが凝縮された、約1時間のライヴだった。  (2/16/2007)
The Heights/Toys And Kings

The Heights/Toys And Kings
(Japanese CD/2007)

1.Night Relay
2.Jamaica Beer Eyes
3.High As You*
4.Bad News
5.Help Is On It's Way
6.Handlebars*
7.Sweet Isabelle
8.Kettle Song
9.For Real
10.Raps And Notes
11.Brakelights
12.Morning Rush
13.Long Way Home

Live Review
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