Jason Mraz at O-East, Shibuya Feb, 24 2004

  行って良かった〜。とても楽しいライヴでした。
  見に行くことに決めたのはなんと当日。24日の午後のこと。
MTVでビデオ・クリップをたまたま見た"The Remedy(I Won't Worry)"を気にいってアルバム「Waiting For My Rocket To Come」を買ってからわずか数ヶ月。まだアルバムの「予習」はしっかりできていないし、ファン層はほとんど10代と20代の女の子みたいだしなぁ(汗)  が、しかし「Waiting〜」のCDをかけていたら、生で"The Remedy"を聴きたくてしょうがなくなり、無意識のうちに渋谷へ足を運んでいたのだ(笑)

  ライヴはやはり曲名がすぐに出てこないものが多かったが、タイプ、長さは異なれどメロディアス且つメリハリのある楽曲は、まるで空気のように自然に耳に入ってきた。とにかく驚かされたのがジェイソンの歌の上手さだ。あの細い身体のどこにあれだけのパワーが隠されているのか。ロックンロール、カントリー、ソウル、レゲエ。多彩な音楽的要素を無理なく一本の線に纏め上げる一点の曇りのない伸びやかなヴォーカル。ささやきから叫びまで。アコースティックな曲から見事な構成美をみせるハードなロック・チューンまで。広い振り幅を自在にコントロールする見事な表現力。ユーモア溢れるキャラクターと、観客の目を惹き付けずにはおかない達者なパフォーマンスで、ミス(何度か歌詞を忘れてました)さえも、ショウの一部として自然に機能させてしまう。得意のスキャットも随所で披露し、とても20代とは思えない熟達さを感じさせるライヴだった。ライヴ終了後、歌唱力を活かしたもっと「泣き」を感じさせるパートがあっても良かったかな…と一瞬考えたが、ジェイソンの全身から発される明るさは何にも代え難いのだと、ジェイソンの一挙手一投足に大きな声で反応する、会場の半数を占める若い女性ファンを見て思わずにはいられなかった。(しかし、会場後方には結構30代のファンの方の姿も見えて安心した私です(笑))  オルガン、パーカッション奏者を含む6人編成のバンドもテクニシャン揃いで安定感十分。ほとんどの曲にライヴならではの柔軟なアレンジが施されており、ハッとさせられる部分が何度もあった。軽快なアップ・テンポの曲に「リメイク」されていた"Absolutely Zero"にはびっくり。そして、CDよりもっとロックしたアレンジで演奏された"The Remedy"  ジェイソンが歌の最初のフレーズを発したときに感じた高揚感は、言葉に表せないものがあった…
(「Waiting For My Rocket To Come」のCDレビューに続く)
* Set List *
1.Future Boy
2.Tonight, Not Again
3.You And I Both
4.So Unusual
5.Absolutely Zero(upbeat version)
6.I'll Do Anything
7.1000 Things
8.Unfold
9.Common Pleasure
BREAK〜Older Lover...etc
10.Curbside Prophet
11.I Can't Go For That(Daryl Hall, John Oates)
12.No Stopping Us
13.The Remedy(I Won't Worry)
14.Sleep All Disco

encore:
15.Too Much Food


※協力・ドゥボーイさん。ドゥボーイさん、どうもありがとうございました! !
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