Tool
at Zepp Tokyo FEb, 9 2007

- Set List -

1.Stinkfist
2.46 + 2
3.Jambi
4.Schism
5.Rosetta Stoned
6.The Pot〜Swamp Song
7.Wings For Marie(pt.1)
8.10000 Days(Wings pt.2)
9.Lateralus
10.Vicarious
11.Anima
  昨年のサマソニでは、ほとんど予習しないままそのパフォーマンスに触れ、ただただ度肝を抜かれたが、今回は2度め。CDもDVDも全て揃え、会場で「何が起こる」のかも分かっている…。しかし、再びこの"怪物"を体験して私は全く冷静でいられることができなかった。過去最もエネルギーを要したライヴ。ライヴ終了後の、全身の筋肉の重かったこと。一音たりとて無駄のない音、そして音に完璧にシンクロする摩訶不思議な映像。スポットがほとんど当たらないヴォーカリスト: メイナードの超個性的アクション。それらが渾然一体となって、繰り出される世界に対峙するには、それらが渾然一体となって、繰り出される世界に対峙するには、各作品をじっくり聴きこむことは勿論、精神力と体力が必要になる。私は昨年のライヴよりはToolの世界の一端を理解できたのではないかと思うが、一歩、二歩と足を踏み込んだことで逆にその沼の底なしさがみえてきたというか。サマソニ同様に、やや左〜ジャスティン側のフロア中央近くにポジションを取った私。今回はもう少しアダム、メイナード寄りにすれば良かったかなとも思ったのだが、それでも各楽器、メイナードの声の多弁さは十分に伝わってきた。まるで"Schism"のタイトルの意味にも似た、時にそれぞれの楽器が剥離し別々の線を描くような、不思議なアンサンブルをみせながら、しかし結果的にこの4人でしかなし得ない長尺の曲を全く中だるみさせず聞かせるという。しかも、Toolの曲はこれだけの複雑さ、展開を有しながらも、感情の奥底に訴える、人間の体温に近い暖かみのあるメロディをもっている(やはり、メイナードのヴォーカル力に拠るものが大きい)のである。贅沢をいえば、"Sober"とか他にも聞きたい曲があったものの、また一部のマナー違反のファンに集中力を集中力を乱された場面もあったものの、オープニングとラストに私のフェイバリット2曲が配された2時間弱のセットは、完璧に構築された唯一無二のToolワールドだった。本当に凄いバンドだ。  (2/16/2007)
Tool/10000 Eyes

Tool/10.000 Days
(CD/2006)

1.Vicarious
2.Jambi
3.Wings For Marie(pt.1)
4.10.000 Days(Wings pt.2)
5.The Pot
6.Lipan Conjuring
7.Lost Keys(Blame Hofmann)
8.Rosetta Stoned
9.Intension
10.Right In Two
11.Viginti Tres

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