July 2009 | |||
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+ no.551 + | |||
Nathan Angelo /Through Playing Me (Japanese CD/2009) ★★★★☆ |
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某大手CDストアに大きく陳列されていたこのCD…どこかで見た覚えがある、と思ったらいつだったかマイスペースでフレンド・リクエストを受け気に入ったシンガー・ソングライターだった。ネイサン・アンジェロはフロリダ州出身の25才。まだ若いのだが、そのクラシック・ソウル、R&Bマナーにのっとった作曲センスには並々ならぬものを感じさせる。歌唱は味わい深く濃厚で、キャッチーで親しみやすいメロディを持ったブルー・アイド・サウンドは新しさこそないものの、ホール&オーツに通じる良質のコマーシャリズムを備えている。デビュー当時のビリー・マンも連想した。特にアルバム前半の楽曲のクオリティが凄いが、やや地味な後半も名曲揃い。今後に大きな期待が持てるアーティストだ。 (8/19/2009) |
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+ no.550 + | |||
Jeff Buckley /Grace Around The World (Japanese DVD) ★★★★★ |
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1997年に30才の若さで亡くなったシンガー・ソングライター・ジェフ・バックリーの短くも濃密な生涯を伝える決定盤的DVD。日本版は2枚組仕様で、ディスク1には世界各国で収録されたライヴ映像、インタビュー、"Hallelujar"のミュージック・ビデオを収録。ディスク2は2004年に発表された、多くの関係者の話を交えて綴られる、ジェフのCDデビュー前からその死までをとらえたドキュメンタリー「Amazing
Grace」。「Amazing Grace」は、ジェフの類まれな才能を伝説として語るのでなく、常にジェフのパーソナリティ、人間臭い部分にフォーカスしながらキャリアを追っているのが素晴らしい。ミュージック・ビジネスのシビアな世界と対峙しながら、自分の信念を貫くジェフの心の動きが映し出されている。あまりにあっさりと大地へと還ってしまったジェフ。ラストでは、堪え切れない涙と、多くの感動を与えてくれたジェフへの感謝の気持ちが溢れてくる。 (8/19/2009) |
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「Jeff Buckley」 Disc Review(2004) |
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+ no.549 + | |||
Glam/Glamnition (Japanese CD/2009) ★★★★ |
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今月来日し、Enuff Z'nuffとの共演が決まっているノルウェーの人気バンドWig Wamのフロントマン・GlamことAge Sten Nilsenのソロ・アルバム。これは文句無しに楽しい! Queen〜フレディ・マーキュリーのソロに直結するサウンドの"Vainette"のような曲があるから、というだけでなく、基本的なセンスがフレディに近く、ポップ、ディスコ調、ハード・ロックetc.と、様々な要素を内包した楽曲を、グラム持前のダイナミックな歌唱とゴージャスなアレンジで彩っている。楽曲は何れもコンパクトにまとまったキャッチーなものばかりで、核にWig Wamと同様のハード・ロック的サウンドが貫かれているので全編通してエッジがあり、以外に硬派。スペシャル・ゲストでダン・リード(Dan Reed Network・なんと!)、キー・マルチェロ(ex.Europe)、ロニー・ル・テクロ(TNT)が参加。特に"Count On Me"でのキー・マルチェロの麗しいギター・ソロは印象的だ。 (7/3/2009) | |||
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