March 2009

 + no.536 +
Rocco Deluca and The Burden/Mercy
Rocco Deluca And The Burden
/Mercy

(import CD/2009)

★★★★☆
  ジュード・コールとキーファー・サザーランドのレーベル"Ironworks"からの第一弾アーティストとしてデビューしたロッコ・デルーカ。なんとダニエル・ラノワをプロデューサーに迎えた2ndアルバムだ。1stアルバムでも、その老成という言葉さえ浮かぶ音楽的素養で、クラシック・ロックのエッセンスたっぷりの濃密な音世界を構築していたが、ここではダニエルのサポートを得てハッとさせる新生面を披露している。アンビエントで叙情味のあるサウンド・プロダクションと、官能的なロッコのヴォーカルのコンビネーションは、実にエモーショナルでセクシーだ。1stに比べロック色は減退したが、自然なかたちで音楽性を発展させているのが伺える。Keaneのメンバーが3人揃ってゲスト参加。  (5/23/2009)
「Rocco Deluca」
Jude Cole(Discography) /
Disc Review(2005) / Music Review(2007)
 + no.535 +
The Answer/Everyday Demons
The Answer/Everyday Demons
(Japanese CD+DVD/2009)

★★★★☆
  オープニングの"Demon Eyes"から、その自信に満ちた強靭な音に圧倒される。AC/DCのオープニング・アクトを含むワールド・ツアーを経て経験を積んだThe Answerが提示した音は、名盤1stの方向性をよりタフに、生々しくした直球のブリティッシュ・ハード・ロックであった。1stアルバム同様、クラシック・ロックのメソッドはそこかしこに感じられるが、とってつけたような小細工は全くなく、The Answerの個性としてしっかり結実している。ツアーを重ねて"発見"したのだろうか、表現力が増し、1stにはない歌い回しも聴けるコーマック・ニーソンのヴォーカルは、楽曲に彩りを、そして言葉のひとつひとつの深度を増し、凄いインパクトをもって迫ってくる。"Pride"なんて生で聴いたら泣きそうだ。限定版についてくるDVDにはメンバーのインタビュー、PV、ライヴ映像を収録。私も観に行った初来日公演の"Be What You Want〜Moment"のライヴ映像(Wow Wowで放送されたもののようだ)が嬉しい!  (3/28/2009)
「The Answer」
Music Review(2007) / Live Review(2007)
 + no.534 +
Saxon/Into The Labyrinth
Saxon/Into The Labyrinth
(import CD+DVD/2009)

★★★★
  レイド・バックという言葉とは無縁のSaxon…滾るエネルギーはそのままに、アルバム毎に新機軸を打ち出しながら進化していくこの鋼鉄神たちのポテンシャルは本当にとんでもないものがある。それ以前のアルバムから続くメタリックさはそのまま、より荘厳に、叙情メロを強化した前作「The Inner Sanctum」の延長線上にあるアルバムであるが、サウンドはより荒々しくなった印象。リーダー・トラック"Live To Rock"のようにキーボードをフィーチュアしたブライトなHMもあるが、この曲はどちらかというと異色で、全編ブリティッシュ・メタルの雄としての威厳に満ちた陰り陰りあるソリッドなギター・サウンドで統一されている。ビフ・バイフォードの声も「Unleash The Beast」の頃程ではないにせよ、相変わらずパワフルで説得力十分。限定版についているDVDには、ビフがアーサー王を演じる(!)"Perceval"なるムービー、ビフのインタビュー(映像なし)他を収録。  (3/28/2009)
 
Disc Review(2004) / Disc Review(2004) / Music Review(2007)
Music Review(2007) / Music Review(2007)
 + no.533 +
 Hoobastank/Fornever
Hoobastank/Fornever

(Japanese CD+DVD)

 ★★★☆
 
   言葉は悪いが、ある意味"開き直った"ような開放されたエネルギーの滾りを感じるニュー・アルバムだ。インタビューでも語られていたように「Every Man For Himself」のセールス面の失敗は、バンドの方向性に大きな影を落したのであろう。プログレッシヴでバラエティにも富んだ「Every Man For Himself」が好きだったものとしては、その実験性を捨て去ったようなこのストレートでダイレクトな方向性は正直複雑な気持ではあったのだが、聴きこむほどにすっと身体に馴染んでくる親しみやすいメロディは、意外なほど中毒性のあるものであった。違う時代にリリースされていたら大ヒットしたのではないか、なんて思わせる "I Don't Think I Love You"なんて、実に秀逸なメロディだと思う。彼らのリスペクトするBon Joviや、80年代の産業ロックにも通じる高い音楽性と普遍的メロディを備えた好盤といえる。  (3/28/2009)
「Hoobastank」
Disc Review(2006) / Disc Review(2006) / Live Review(2007)

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