Music Review
旧譜、新譜問わず、お勧めのCD/DVD作品を紹介します。
新譜(おおよそ3ヶ月以内にリリースされた作品)には
マークがついています。
は管理人のお勧め度で、星5つで最高。
2つで大体平均点と考えてください(
は1/2点)
※2003年9月以前のCDレビューはこちらです
※左にメニューが見えていない方は表紙よりどうぞ

2008年 3月(no.478〜) 
 + no.482 + 
16 Frames/Where It Ends
16 Frames/Where It Ends
(i-tunes download/2008)

★★★★★
 
  アルバム全収録曲11曲中8曲を、既にMy Space、You Tubeで繰り返し聴いて楽しんでいた為、驚きこそなかったが、こうやってきれいな音で、アルバムとして通して聴くとやはり伝わってくる重みが違う。LA出身の4ピース・バンドによるデビュー・アルバム。i-tunesからのダウンロードの為、レコーディング・データ、作曲クレジット等詳細は不明だが、ソングライティングはリード・ヴォーカルのSteve Sulkowskiが中心になって行われているはず。インストゥルメンツ面での主張は控え目であるが、Steveの伸びやかなヴォーカルをフィーチュアしたプロダクションはこのバンドの最大の売りである哀愁を帯びたメロディの魅力を完璧に捉え、タイトなアレンジのうえで、どこを切ってもキャッチーで美しいメロディが飛び出してくる。"Back Again"  "Close Range"と大傑作が続くアルバム前半のインパクトが凄すぎる為、さすがに後半テンションが落ちたように感じるが、無駄な曲は1曲もない。サウンドは土着的までいかず、しかし洗練され過ぎず。アメリカン・ロックの伝統的マナーにのっとりつつ、オリジナルなメロディを昇華させた素晴らしいアルバムだ。クレジット、歌詞カードつきのCDが早く欲しい!  (3/7/2008)
 + no.481 + 
 Van Halen/Live In Australia 1998  
Van Halen
/Live In Australia 1998

(import DVD/2008)

★★★★☆
 
  You Tubeで映像を見て、商品化を願っていたVan Halen、1998年シドニーでのライヴ。ゲイリー・シェローン在籍時の貴重なライヴ映像だ。Van Halenのフェイバリット・アルバムを選ぶなら「Van Halen V」はまず入ってこないし、歴代ヴォーカリストの中で最も高いヴォーカル力を持ったのがサミー・ヘイガーという気持も揺らがない。しかし、パフォーマーと して、ヴォーカリストとして、エンターティナーとしての総合的な資質と能力ではゲィリー・シェローンが私にとって最高であり、また彼が在籍したVan Halenのライヴは素晴らしいということを実感できる、この編成のVan Halenの魅力が凝縮された作品だ。ダークで、Van Halenとしては異質な質感を持つ「V」の楽曲も、クラシック・チューンと違和感なく並び自然なショウの流れを形成。過去メディアでのインタビューからも伺えたように、Van Halenでは難しいポジションにいたゲイリーであるが、そのすらっとした恵まれた体躯をシックな黒いスーツに包み、ダイナミックにステージを駆け回る姿 からは、そんな"弱さ"は全く感じない。実に堂々としたフロントマンぶりだ。また、そのヴォーカルもアクの強さから好き嫌いは分かれるだろうが、安定感は十分。エディのアコースティック・ギターに合わせてゲイリーが優しい歌声を聴かせる"Josephina"はこの編成ならではの叙情的メロディを生み、ゲ イリーがステージ、そして客席を駆け回る"Ain't Talkin 'Bout Love"では視覚的にも音的にもショウで最高潮に達するダイナミズムを発散。柔軟なスタイルをもつゲイリーに合わせるように、エディも表現の幅を増していることがわかる。  (3/1/2008)
 + no.480 + 
 Wolfmother/Please Experience Wolfmother: Live
Wolfmother
/Please Experience Wolfmother:
Live

(import DVD/2007)

★★★★
  オーストラリア出身のトリオ・Wolfmother初のDVD。2006年シドニーでのライヴをメインに、同年、同じくシドニーでの"Aria Awards"における"Joker & The Thief"のライヴ、2006年ロンドンでの"Dimension"と"Love Train"のライヴ、更に、プロモ・ビデオ5曲とメンバーのインタビューも収録。2006年のライヴは、翌年の来日公演のセット・リストから"Where Eagles Have Been"とLed Zeppelinの"Communication Breakdown"をカットしただけでほぼ同じなので、見ているとライヴの記憶が鮮やかに蘇ってくる。生々しさと熱さ、70年代のクラシック・ロックに通じる荒々しいサウンド。が、一見粗く、勢いで押しているようでいて実は音に非常に整合感があり、アグレッシヴに突っ走っていても常に頭の中はクール…と、そんな生のライヴで感じた印象がこのDVDを見ることで更に強まった。このメーターが振り切れる寸前で止めるサジ加減をどうとるかでこのバンドの評価は二分すると思うのだが、個人的には◎  綿密さと計算高さがあるからこそ、楽曲のバラエティが生まれ、たった3人でも"Mind's Eye"のようなドラマティックな曲をつくれるのだろうから。  (3/8/2008)
「Wolfmother」
Live Review(2007) / Music Review(2006)
 + no.479 + 
The Bangles/Return to Bangleonia: Live in Concert The Bangles
/Return to Bangleonia:
Live in Concert

(import DVD/2007)

★★★★☆
 
  素朴なガレージ・ロック・サウンドと、爽やかなコーラス・ハーモニーに彩られたポップなメロディ。Banglesの魅力が詰め込まれたこのライヴは、未だ生のライヴを体験できていない自分にとっては貴重な映像だ。2000年、ハリウッドのHouse Of Bluesで収録されたライヴということで、2003年の再結成作「Doll Revolution」リリースより3年も前のことになるが、ここで既に5曲もの新曲が披露されており、再結成(1999年)後、しっかり未来を見据えたバンドの姿勢がみてとれる。正直なところ、個々のメンバーを見るとこれ!という秀でたものは感じないし、演奏力も中の上。音のパワフルさにもやや欠ける。しかし、いざ4人が集まれば、愛らしくカラフルな唯一無ニの世界が展開される…そんな、実に"バンドらしいバンド"であることも理解出来るだろう(それだけに、2005年のマイケル・スティールの脱退は残念)  オプションで、メンバーのコメントつきでライヴを楽しむこともできるが、("Manic Monday"をBanglesに提供した)プリンスとのエピソードが面白かった。  (3/14/2008)
 + no.478 + 
Susanna Hoffs/When You're A Boy Susanna Hoffs
/When You're A Boy

(Japanese CD/1991)

★★★☆
  1980年代の終わりとともに活動休止に入ったBanglesのヴォーカリスト/ギタリスト・スザンナ・ホフスがリリースした1stソロ・アルバム。Banglesの1st、2ndをプロデュースしたデヴィッド・カーンをプロデューサーに迎え、また1stシングルとなった"My Side Of The Bed"と"It's Lonely Out Here"で、これもBangles時代に大ヒット曲"Eternal Flame"  "In Your Room"を共作したトム・ケリー&ビリー・スタインバーグと再び手を組むといった共通項はあれど、バンド・サウンドに拘らず、楽曲の求めるまま多彩なアレンジで自身のキュートなヴォーカルをフィーチュアした方向性は実に"ソロ・ワークらしいソロ・ワーク"といえる。ジョン・エントウィッスル、ジュリアナ・ハットフィールド、ドノヴァン・レイチ(Donovan)、ダイアン・ウォーレンetc.  ソングライティング、プレイヤーとして参加したミュージシャンは実に豪華。今聴くと、打ち込みのドラムが少々軽く感じられる部分もあるが、総じてキャッチーなメロディに彩られた素敵なポップ・ロック作である。シンディ・ローパーの"Unconditional Love"もオリジナルに負けず劣らぬ出来栄え。  (3/14/2008)
「The Bangles」
Disc Review(2003)
/ Disc Review(2005)
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