Through The Night > Cheap Trick
About Cheap Trick
1.Cheap Trickって何ですか? / 2.メンバーとバンドの歴史 / 3.どんな音楽をやっているの?
4.ライヴはどんな感じですか? / 5.アルバムは何枚出しているんですか?
6.まだCTを聴いたことがないのですが、どのアルバムを最初に買ったらいいですか?
7.CTが日本武道館を有名にしたというのは本当ですか?
8.ロビンがCTに加入する以前に、別のヴォーカリストがいたそうですが?
9.サポート・ドラマーのダックス・ニールセンについて教えてください
1.Cheap Trickって何ですか?
   1977年のデビュー以来(実際は、現在のメンバーに固まったのは1974年)、現在でも精力的に
活動を続けるイリノイ州ロックフォード生まれのロック・バンドです。
2.メンバーとバンドの歴史
Cheap Trick 左より:
リック・ニールセン(ギター・1948年生)
トム・ピーターソン(ベース・1950年生)
ロビン・ザンダー(ヴォーカル・1953年生)
バーニー・カルロス(ドラムス・1951年生)
  Cheap Trickの起源は、リックとトムが1967年に結成したバンドFuseだといえるでしょう。Fuseは1968年に、優れた内容ながらセールス的に振るわなかったアルバムを1枚だけリリース。Fuse解散後も活動を共にしたリックとトムのバンドはNew Nazzと名前を変え、1971年にはバーニーが加入します。1972年から1973年にかけてはSick Man Of Europe名義で活動。ヨーロッパ・ツアーをツアー後、一時バンドを離れていたバーニーとシカゴで再び合流し、その後ロビンが加入。1975年に上記の4人のメンバーが揃います。長い下積みの後、1977年にデビュー・アルバム「Cheap Trick」をリリースしました。トム・ピーターソンは1980年から1987年までバンドを脱退していた時期があり、その間はピート・コミッタ(1951年生・1980〜1981)とジョン・ブラント(1954年生・1981〜1987)がベーシストを務めていました。ピートはサウンドトラック・アルバム「Heavy Metal」に収録されている"Reach Out"、"I Must Be Dreamin'"の2曲のレコーディングに参加。1980年にはJapan Jam 2出演の為来日もしました。ジョン・ブラントは、1982年のアルバム「One On One」から1986年の「The Doctor」までの4枚のアルバム制作に関わっています。
3.どんな音楽をやっているの?
  簡単にいうと、ブリティッシュ・ロックの影響が色濃いハード・ロック。メンバーは良くThe Beatles, The Kinks, The Move, The Who, Yardbirdsといったバンドからの影響を口にしますが、CTの音楽は、こういったイギリスのアーティストからの影響をアメリカ人的なセンスでソリッドにポップに表現したものといえるでしょう。また、彼らの音楽の中には"Surrender"のように"ロックンロールの基本"といえる非常にシンプルでクラシックな構造を持った曲もあります。(リックは昔チャック・ベリーのバック・バンドを務めていたこともあるそう)  逆に「Cheap Trick'97」に収録されている曲のように、明らかにSmashing Pumpkinsあたりの新しいバンドに影響されたと思しきサウンドを持った曲もあり、その音楽性は幅広いです。
4.ライヴはどんな感じですか?
  音はかなり騒々しいです(笑)  これはメンバー全員の年齢が50才を超えた現在でも全く変わりません。体の芯にまでビリリと衝撃が走るようなラウドなサウンドでありながら、バランスが良く驚かされます。各楽器とロビンの声の分離がしっかりしていて、変な表現ですがラウドでありながらとても「心地よい」んです。クルーがとても優秀なのだと思います。2003年の「Summer Sonic」ではあの巨大な千葉マリンスタジアムで、ホールのライヴと寸分違わぬクオリティの音を出していました。
  パフォーマンスの面で中心になっているのは間違いなくリックです。彼が最も忙しくステージを動き回り、客を煽り、大部分のMCをします。ほぼ曲毎に取り替えるリックの様々なギターも見ものです。
  演奏は、各メンバーとも特に凄いテクニックを持っているわけではありませんが、いつも非常に安定しており安心して聴くことができます。なにより、一聴してCTとわかる"彼らだけ"のサウンドを持っているのが強みです。ロビンの強靭かつ多彩なヴォーカルにも全く衰えは見られません。トムの「12弦ベース」は彼のトレード・マークになっていますが、最近は普通の4弦をメインに使っているという話しもあり少し気になります。
5.アルバムは何枚出しているんですか?
  オリジナル・アルバム、ベスト盤・企画ものアルバムを含めると40枚近くになります。また、関わったサウンドトラック・アルバム、ゲスト参加した他のアーティストのアルバムもかなりの数に上ります。詳しくはディスコグラフィのページをご覧ください。
6.まだCTを聴いたことがないのですが、どのアルバムを最初に買ったらいいですか?
  この文を書いている時点(2004年3月)での最新ベスト・アルバム「Essential Cheap Trick」は、初期の曲から最近の曲まで、代表曲がバランスよく収められているという点で入門用にはうってつけといえます。オリジナル・アルバムから入るなら、健在ぶりを示した最新作「The Latest」(2010)は文句なしの名作ですし、キャッチーな名曲が満載の「Rockford」(2006)もCTの音楽の普遍性が見事に発揮されたやはり名作。CTサウンドの基本形が詰まったデビュー作(1977)、メンバーも認める代表曲満載の名盤「Heaven Tonight」(1978)、へヴィさとポップさを兼ね備えた、キャリアにおける頂点のひとつ「Cheap Trick」(1997)、名曲"Didn't Know I Had It"を収録した(「Essential」には未収録)「Woke Up With A Monster」(1994)といったアルバムも避けて通れない素晴らしい内容です。未だCTの代表作として挙げられることの多いライヴ・アルバム「at Budokan」に関しては、管理人はオリジナル・バージョンより"完全版"の2枚組「at Budokan:The Complete Concert」をお勧めします。楽曲のバラエティが際立った「Special One」(2003)もCTの奥深さを知る上で是非聴いて欲しいアルバムです。
  何れにせよ、CTの作品中"駄作"と呼べるものはほとんど無く、どのアルバムにも必ず名曲と呼べる楽曲が収録されています。ということで、やっぱり全てのアルバムを聴いてください!(笑)
Cheap Trick
/The Essential Cheap Trick(2004)
Cheap Trick/The Essential Cheap Trick
7.Cheap Trickが日本武道館を有名にしたというのは本当ですか?
  1stアルバム「Cheap Trick」(1977)のリリース時点で、ここ日本では既にある程度評価されていたCTですが、2ndアルバム「In Color」が大ヒット。その個性的なキャラクターも含め、世界に先駆けてここ日本で人気を確立したCTは、続く3rdアルバム「Heaven Tonight」(1978)のリリースとほぼ同時期に初来日を果たします。熱狂的に迎えられた来日公演(日本武道館で2回、大阪厚生年金会館で1回)の模様は録音され、アルバム「at Budokan」としてリリースされました。当初日本のみで発売された「at Budokan」ですが、日本での人気ぶりが次第にアメリカでも伝えられるようになり、"逆輸入"されたアルバムがベストセラーを記録。翌1979年の2月にはついにアメリカでも正式に「at Budokan」がリリースされ、なんと全米アルバム・チャート最高位4位に達する大ヒットを記録(ビルボード誌)。CTは一躍トップ・スターの仲間入りを果たすと同時に、『Budokan』は日本で最も有名なコンサート会場としてその名を世界に知らしめたのです。
Cheap Trick/At Budokan Cheap Trick/At Budokan(1978)
8.ロビンがCTに加入する以前に、別のヴォーカリストがいたそうですが?
  リックとトムがCTの前身バンド"Sick Man Of Europe"でヨーロッパ・ツアーを終え、シカゴでバーニーと合流。Cheap Trickが結成されますが、ロビン加入以前、1974年にヴォーカルを勤めていたのはランディ・"ジーノ"・ホーガンなる人物でした。ブートレッグでは、ランディが在籍していたバンド初期の音源も出回っています。
Randy "Xeno" Hogan Randy "Xeno" Hogan
9.サポート・メンバーのダックス・ニールセンについて教えてください
  リックの実の息子ダックスは、兄マイルズと共にHarmony Rileyというバンドで活動。2004年の解散までに1枚のEPと2枚のフル・アルバムをリリースしました。2002年にはへヴィ・メタル・バンドNine 24のメンバーとしてアルバム「6-Pack」をリリース。日本版もリリースされたA Fine Frenzyの1stアルバム「One Cell In The Sea」(2007)でもその名前を見ることができます。2010年にダックスはバーニーの代役としてツアーに参加しますが、彼がCTのツアー・メンバーを務めたのはこれが初めてではありません。バーニーが腰を痛め、治療のためツアーを離れた2001年にもドラムスを叩いています。CTのアルバムでは「Silver」(2000)でパーカッションをプレイしています。
Harmony Riley Harmony Riley/Harmony Riley(2002)
※このページは続きます。
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