Disc Review
旧譜、新譜問わず、お勧めのCD/DVD作品を紹介します。
新譜(おおよそ3ヶ月以内にリリースされた作品)には
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評価の
は5つで最高。2つで大体平均点と考えてください(は1/2点)
※2003年9月以前のCDレビューはこちらです
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2004年 8月(no.118〜)
Jason Mraz/Tonight, Not Again
<122>Jason Mraz
/Tonight, Not Again
〜Live At The Eagles Ballroom
(import CD/2004)

★★★★☆
  あの鮮烈の来日公演から(ライヴ・レビュー参照)半年、ジェイソンから素晴らしいライヴ・アルバムが届けられた。ジェイソンとそのバンド・メンバーが、CDに表現された音を完璧にプレイし、歌えることはわかっている。閃きに溢れたアレンジ能力で、楽曲に新たな息吹を吹き込み、エキサイティングな"ライヴ・バージョン"を生み出せることも。ならばCDでは、そのライヴ会場の情景とサウンドをどれだけのダイナミズムをもって封じ込められるかということにかかっているが、これは十分合格点といって良い。ジェイソンの艶やかなヴォーカルも、タイトで多彩なインストゥルメンツも、観客の興奮している様子も実に生々しく迫ってくる。こういう音楽を聴いていると、ちゃんとしたオーディオ設備を持っていたらなぁ、とつくづく思うよ(涙) "今"のジェイソンの魅力とポテンシャルが満載の、決定盤的な傑作。再来日が待ち遠しくてたまらない!ゲストとしてBlues Travelerのジョン・ポッパーがゲスト参加。普段より"抑え気味"ではあるが、それでも十分凄いハーモニカ・プレイで華を添えている。  (8/28/2004)
Richard Marx/My Own Best Enemy
<121>Richard Marx
/My Own Best Enemy
(import CD/2004)

★★★
  新作と併せて久々に昔のアルバムも聴き返してみたが、この人の基本的なスタンスはデビューから何も変わっていないと実感する。その洗練されたメロディ・センスが時代性と見事に一致し大ヒットを記録した1stアルバム、2ndのインパクトが大きすぎたためシンガーとしては"旬は過ぎている"とみなしている人も少なくないかもしれないが、ちょっと待って。装いこそ昔のようなきらびやかさに欠けているものの、核となるメロディの質は現在に至るまで何も損なわれておらず、この新作でも年輪と経験が生む適度に渋味のあるサウンドに持ち前のポップ・センスが合わさったハイ・クオリティのアメリカン・ロックを堪能できる。楽曲を最も生に、エモーショナルに響かせる方向で働いている美麗な楽曲アレンジが、リチャードのヴォーカルの艶を一層引き出し、アルバム全体のテンションを絶妙にコントロールしている。1stシングルとなった"When You're Gone"のように一聴してガツンとくるのでなく、リピートするうちにじわじわ効いてくる曲が多いが、曲調は多彩で最後まで飽きさせない。個人的には、全編通してかなりロック色が復活しているのが嬉しかった。  (8/24/2004)
Journey/Arrival <120>Journey/Arrival
(Japanese CD/2000)
★★★☆
  この秋にも興味深いアーティストが色々来日しますね。そのうちのひとつ……Journey!  すいませんが、あの日程だとわたし観れないのですよっ!(涙)  なんとか週末に東京で追加入れてくれないかなあ。勿論チケットの売れ行き次第なんでしょうけれど…。そういえば、何かの日本映画のテーマ曲にまたJourneyが使われたりして、良い兆しがあるみたいじゃないですか。(というか、だからこそ来日するんでしょうね)  皆さん、チケットばりばり買って、追加公演実現させよう!(なんて都合のいいお願い・笑)  それにしても、再評価の波がQueen、Journeyときたか…となると、来年当たりHeartで、3、4年したら38 SpecialとかREO Speedwagonのブームが…来てもあまり嬉しくないか(汗)  あ、ちなみに私、オウジェリーさん全力支持派です。「Trial By Fire」(1996)のあまりのつまらなさに一度はJourneyを見捨てた私ですが、このアルバムを聴いたときは思わず顔がほころびました。楽曲が良い。演奏が良い。素晴らしいメロディがあって、それを情感豊かに最高のかたちで表現できるヴォーカリストがいる。一度生で聴きたいよ。  (8/16/2004)
Tyketto/Shine <119>Tyketto/Shine
(Japanese CD/1996)

★★★
  近所のブッ○・オフでゲット。スティーヴ・オウジェリーの声の響きが全然違う。Journeyでのスティーヴ・ペリーちっくなそれではなくて、もっとソウルフルな、太くてタフな声。グレン・ヒューズを想起させるパートさえある。1st、2ndでの産業ロックを基調にしたアメリカン・ハードより、もっとブリティッシュ・ロックのテイストを濃くした、このアルバムの方向性にスティーヴの声はぴったりで、アーシーで生なサウンドとの調和がTykettoの新たな方向性を指し示している。全体的に小粒の曲が多いながらも、メロディ、プレイの質は高く、隠れたアメリカンHRの好盤ということができる。  (8/28/2004)
Doug Powell/Day For Night
<118>Doug Powell/Day For Night
(import CD/2004)
★★★★
  全ての楽器を演奏し、歌い、曲を書き、プロデュースする。いわゆる"マルチ・プレイヤー"として名を馳せるダグ・パウエルの個性がまたも全開になった新作。何はともあれ、ダグの魅力が凝縮された7曲め"Invincible"を聴いてみて。閃きに溢れるメロディ・ライン。暖かくも力強いうた。これぞポップ・ミュージックのお手本!なんて叫びたくさえなる名曲だ。ダグは凄くポジティヴな人なのではないだろうか。ありとあらゆることを一人でこなしながら、サウンドは決して内に向かった独りよがりのものにはならず、逆にドラマ性が過剰になるということもなく、風通しの良い開けた世界が聴き手の心に浸透する。トッド・ラングレンと比較されるのは避けられないアーティストであるが、トッドほど"実験"をする人でない分、より普遍性を持ったポップ・マイスターとしての位置を更に突き進めたアルバムであるといえる。"Invincible"以外にも良い曲がいっぱい。この"過小評価されすぎ"の才能にもっと注目を!!  (8/30/2004)
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